香港と韓国、それぞれの国で年度代表馬に輝いた2頭の名馬が24日(金)にドバイのメイダン競馬場で行われる“ファッションフライデー開催”で中東デビューを迎えます。

4月5日のドバイWCデーに行われるG1競走をダイレクトに狙う日本馬や欧米のトップホースの到着はまだ先になりますが、長い開催の中間のヤマ場で9つの重賞が行われる“ファッションフライデー開催”には、ひと足先に現地入りした香港年度代表馬のロマンチックウォリアー(せん7、父アクラメイション)と、一昨年の韓国ダービー馬で昨年の韓国年度代表馬に輝いたグローバルヒット(牡5、父トゥオナーアンドサーヴ)が、それぞれ異なるレースに登場します。

年末にドバイ入りして24日のG1ジェベルハッタ(芝1800メートル)を中東初戦とするロマンチックウォリアーはG1・9勝を挙げて総獲得賞金が約1億7732万香港ドル(約36億4000万円)にのぼる世界の賞金王。目標は2月22日に隣国サウジアラビアで行われるG1サウジC(ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)ですが、まずは慣れた芝で足慣らしといったところです。

ドバイWCを大目標に1月初旬に現地入りしたグローバルヒットは母国でローカルG1・3勝を含む重賞7勝の韓国最強馬。この日のメインとなるG1アルマクトゥーム・チャレンジ(ダート1900メートル)に参戦します。韓国馬の挑戦は一昨年、UAEの準重賞に勝ってG1マクトゥーム・チャレンジ・ラウンド3(ダート1800メートル)で3着したドルコン以来。陣営はこれを上回る成果をと意気込んでいます。

2つの競走の前に行われるG3ファイアーブレークS(ダート1600メートル)には昨年のドバイWCでウシュバテソーロに8馬身半差をつけて圧勝したローレルリバー(牡7、父イントゥミスチーフ)が出走します。

ここは約10カ月ぶりの実戦ですが、レーティング128で水曜に発表になる2024年ロンジンワールドベストレースホースの最有力馬の走りにも注目が集まっています。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)