昨年4月10日に落馬事故により亡くなった藤岡康太騎手の追悼植樹式が13日、阪神競馬場で行われた。

康太さんをしのび、競馬ファンに“騎手・藤岡康太”をいつまでも忘れないでもらいたいとの思いから、日本騎手クラブとJRA阪神競馬場が実施。植樹された木は康太さんが生前に好きだった“桃色”の花を咲かせる桜で、中でも大輪の花を咲かせて濃紅色の花びらを持つ「ベニユタカ」が選ばれた。場所は同競馬場の馬頭観音像の横、康太さんの石碑近くで、今春には花を咲かせる。

植樹式には、同騎手クラブ会長の武豊騎手(55)、兄・藤岡佑介騎手(38)らジョッキー仲間など多くの関係者が参加した。

代表であいさつに立った武豊騎手は「本日はJRA様、そして阪神競馬場、多くの方にご協力をいただき、ここに藤岡康太くんの石碑、そして桜を植樹していただき本当にありがとうございます。もうすぐ彼が亡くなって1年になります。一緒に乗れたことは大切な思い出ですし、こうやって形として彼を感じることができる場所を作っていただいて、競馬関係者、そしてファンの方、1人でも多くの方が彼のことを思い出してくれたらと思います。我々はいい競馬をやっていくことが康太のためだと思って、今後もやっていきたいと思います」と言葉を伝えた。