4月の香港でのレース中に故障し急逝したリバティアイランドの墓碑設置記念セレモニーが6日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。
8日から一般公開される碑はK'sガーデン内「ガーデナーズガーデン」に設置され、開園時中は立ち入りは自由。セレモニーには株式会社ノーザンホースパーク代表取締役の吉田勝己氏をはじめ、生産牧場ノーザンファーム副代表で同馬を所有したサンデーレーシング代表の吉田俊介氏、主戦の川田将雅騎手らが出席した。
冒頭で登壇した吉田勝己氏は「リバティアイランドは2歳の代表馬になり、牝馬の3冠を取り、本当に私どもに夢と希望を与えてくれました。香港でのレース、本当に残念で無念でなりませんが、ホースパークに献花台を設けましたところ、たくさんの方にお参りをいただきました。私も毎日この庭を散歩してよく歩いていますので、いつもお参りをしてくれたらいいなと。馬も幸せになってくれるんじゃないかなと思って作りました」とスピーチした。
一般見学者が訪れやすく、花に囲まれた設置場所について吉田俊介氏は「これまで種牡馬のお墓を(社台)スタリオン(ステーション)の中に置いたりしたことはありました。繁殖牝馬に関しては牧場の中に小さなお墓はあったりしますが、一般の方が訪れるような形にはしてきませんでした。今回ばかりはたくさんの方が来ていただける場所に設置しなければ、と準備を進めてきました。誰でも来られる場所にありますので、リバティを好きだった方に訪れていただいて、向き合ってもらえる場所だと思います。リバティがどのロケーションなら休まるかなということで、ガーデンの中に設置することになりました」と意図を説明。「いまだに整理は付いてないですけど、いずれにしてもリバティのことは忘れることはないです」と神妙な面持ちだった。
リバティアイランドは父にドゥラメンテ、母にオーストラリアG1馬ヤンキーローズを持ち、22年にデビューした。同年の阪神JFでG1を初制覇。翌23年には史上7頭目の牝馬3冠制覇を成し遂げた。今年はドバイターフ8着から香港のクイーンエリザベス2世Cに転戦。最後の直線で競走を中止し、左前脚の故障で安楽死となった。

