波乱の激戦を制した。7番人気グランディア(セン7、中内田)が競り勝ち、重賞7度目の挑戦で初制覇を果たした。勝ち時計は1分58秒9。西村淳也騎手(26=フリー)は2週連続の重賞勝ち。2着に12番人気バレエマスター、3着は9番人気フクノブルーレイクと続き、3連単は81万円を超える高配当となった。1番人気ドゥラドーレスは4着に敗れた。
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各馬が横に大きく広がった直線、中団追走から馬群を割って先頭に立ったグランディアが、ゴールまで踏ん張り抜いた。手綱を取った西村淳騎手は「いつもは先頭に立つとソラを使うのですが、今日は具合もよかったのであまりソラを使わなかった。これなら勝てるなと思いました」。最後はバレエマスター、フクノブルーレイクの追撃を首差退けた。
重賞3勝の名牝ディアデラノビアの子として、ディアデラマドレ、ドレッドノータスに次ぐ3頭目の重賞ウイナーになった。4歳時に初めて騎乗した鞍上は「初めて乗せてもらったときから重賞を絶対取れると思った馬。7歳だけれど馬はフレッシュ。これからもう1つ、2つと重賞を勝ってほしい」。2年前の函館記念2着、前々走の中山金杯3着と好走を重ねていた。
京都新聞杯(コンジェスタス)に続いて2週連続重賞勝ちの西村淳騎手は日曜のヴィクトリアマイルで前年2着馬クイーンズウォークに騎乗。「明日も中内田厩舎の馬で、ウイナーズサークルで話せることを祈っています」。勢いに乗る鞍上と厩舎が、府中でさらなる一発を狙う。【奥岡幹浩】
◆グランディア ▽父 ハービンジャー▽母 ディアデラノビア(サンデーサイレンス)▽セン7▽馬主 (有)キャロットファーム▽調教師 中内田充正(栗東)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 26戦5勝▽総獲得賞金 1億7296万4000円▽馬名の由来 素晴らしい日(西)。母名より連想

