サマー2000シリーズ最終戦となる新潟記念(G3、芝2000メートル、新潟=31日)の追い切りが27日、東西トレセンで行われた。今回の「追い斬り激論」は、東京の舟元祐二記者がエネルジコ(牡3、高柳瑞)、大阪のマイク記者がクイーンズウォーク(牝4、中内田)を推奨。3戦3勝の素質馬の夏休み明け初戦、充実期を迎える牝馬にそれぞれ期待した。
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舟元 夏休みが終わっちゃうよ…。
マイク 何年前の話をしているんですか。競馬記者は夏は出張の嵐でしょ。
舟元 はっ、そうだった。暑さにやられて夢を見ていた…。
マイク どうせ最後まで宿題をやらなかったクチでしょ。仕事はしっかりお願いしますよ。
舟元 任せろ。締め切りには絶対間に合わせる。よし。こっちはエネルジコ。青葉賞以来の実戦だけど、ダービーを目指した馬だけあって、さすがの走り。
マイク ウッドで併せ馬。時計は6ハロン83秒6-11秒5ですか。
舟元 外グランジョルノ(3歳3勝クラス)を3馬身追走して、直線でぐんと追いついた。やっぱり脚力は非凡だよ。早めの夏休みで春の疲れを取りきったし、このひと追いでさらに上昇するよ。高柳瑞師も「全体時計はそこまで求めていなかったけど、走りの動き自体はスムーズだった」と一定の評価だった。
マイク 1回たたいてからの方がいいのでは。
舟元 いや、体質が弱い馬だからね。秋本番にどこを使うかはまだ分からないけど、間隔が詰まるから3歳限定重賞ではなく夏のここへ来たという見方もできる。鉄砲は利くしリフレッシュしたここで狙いたい。
マイク なるほど。こっちはクイーンズウォーク。
舟元 坂路で4ハロン54秒5-11秒8。そちらもしまいの動きが優秀だね。
マイク 4馬身半先行したルトゥール(古馬2勝クラス)に馬なりで併入。1週前にはCウッドでしまい10秒9。エンジンがかかってからの加速力が違いました。
舟元 前走で久々にマイルを使ったことで折り合いは大丈夫かな。
マイク そこは陣営も気を付けていて、中内田師は「力まさないように。1600メートルから2000メートルになるのでリズム良くというところを意識しながらやりました」と。
舟元 ふー。無事終わったな。
マイク 時間ギリギリですよ。
舟元 マイク君のスマホ鳴っているよ。
マイク え、デスクからだ。やばい、出し忘れがあった。
舟元 おっ宿題かな。こちらの世界へようこそ。

