古馬との初対戦を迎えるミュージアムマイル(牡3、高柳大)は、皐月賞馬らしい堂々の仕上がりだ。

最終追いは併せ馬で、坂路4ハロン53秒8-12秒3。高柳大師は「併せ馬で闘争心を出させて、やる気を損なわないようにしました」と説明した。持ち前の加速力に加えて、体の軽さも感じられる動きを披露。「疲れを残さないようにいっぱいではなく、テンを抑えて最後は伸ばす形で良かったと思います。調教の後も息の入りも良かったですし、雰囲気は良かったと思います」と評価した。

2走前のダービーはベストの距離でなかったこともあり結果は振るわなかったが、そこから1ハロン詰めた前走のセントライト記念は危なげなく勝利。指揮官は「調教を積んでもあまり馬体重が減らなくなりました。細く見えるところがあったので、そのあたりがしっかりしてきたのかなと思います。成長を感じました」と上積みには手応えがある。

これまで左回りでは勝ち星がないが、敗因は別のところにもあり、適性距離で戦える今回が試金石。「左回りはいい結果が出ていないので何とも言えないけど、改めて2000メートルという距離に挑戦して、今後につなげたいと思います」と前向きな心持ちで臨む。