高知からの遠征馬で単勝1・0倍の断然人気だったシンメデージー(牡4、打越勇)は2着に敗れた。勝ったのは地元の3番人気マッドルーレット(牡7、川西毅)。鞍上は加藤聡一騎手(30)で勝ちタイムは2分8秒6。
ダッシュ良くマイペースの逃げに持ち込んだマッドルーレット。それをマークするように2番手で運んだシンメデージーだが、2周目3角から吉原騎手の手が激しく動いた。懸命に追いかけたシンメデージーだが、最後はマッドルーレットが1馬身半差をつけて押し切った。
殊勲の加藤聡騎手は勝利ジョッキーインタビューで会心の笑顔を見せた。「ありがとうございます。シンメデージーにいつ捕まるかなという感じだったんですけど、勝てて良かったです。かなり具合が上がっていたので、スタートも決まって、自信を持って乗ることができました。去年(4着)は具合が上がってなかったですけど、今年は馬力も上がっていました。自在に競馬できる馬です。(逃げたのは)スタート次第ですけど、こないだのレースもスタート決まっていたので、押していったら自然な形でハナヘ行く感じになりました。スタンド前はちょっと行く気になったので最初は折り合いに専念して、勝負どころからはセーフティーを取りにいくというイメージで…。イメージ通りになりました。(単勝1・0倍のシンメデージーが迫っていたが)捕まるかなという気持ちのままだったが、迫ってくる音が聞こえなかったので、あとは耐えてゴールしてくれという思いで追っていました。うれしかったですし、2走前、前走は悔しい結果に終わったので、なんとかここで結果を出すことができてうれしいです。今日も無事にレースを走り終えてくれたので、これからも無事に走っていってくれれば。地元馬で、名古屋で自分も重賞を勝ててうれしく思います」。インタビューを終えると、地元のファンから大きな歓声が上がり、拍手が鳴り響いた。

