JRAは18日、国際交流競走に関する褒賞金および経費補助制度の見直し、改正を発表した。ジャパンCを制度の中心とし、世界の超一流馬の参戦を促進することが狙いで「褒賞金の増額」「成績の有効期間の延長」「指定外国競走の変更」が主な変化となる。来年1月1日から新制度がスタートする。

2008年に始まった現行の「ジャパン・オータムインターナショナル」では指定外国競走を同年に優勝した日本馬、外国馬において、ジャパンCでは最大1着300万米ドル(約4億5000万円)の褒賞金が、1着賞金5億円に加えて交付されている。

今回の新制度では成績の有効期間を2年に延長。ジャパンCにおいては外国馬指定外国競走を「特別指定外国競走」(英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、インターナショナルS、英チャンピオンS、愛チャンピオンS、凱旋門賞、BCターフの7競走)と「指定外国競走」(33競走)に分け、「特別指定-」を勝利した外国馬は最大1着500万米ドル(約7億5000万円)、2・3着馬もしくはレーティング118以上の馬に最大1着200万米ドル(約3億円)が交付される。

また、現行では褒賞金制度適用レースが4競走(エリザベス女王杯、マイルCS、ジャパンC、チャンピオンズC)に限定されているが、新制度では各カテゴリーのG1・13競走に範囲が広げられ、指定外国競走を2年以内の勝利した馬に最大1着100万米ドルの褒賞金が新設される。

なお、日本馬の対象範囲は狭まる。ジャパンCは特別指定外国競走の1着馬、フェブラリーSとチャンピオンズCはケンタッキーダービー、BCクラシックの1着馬に限り褒賞金制度が適用される。

経費補助制度については、招待競走であるジャパンCをのぞく全古馬平地G1競走が対象競走となり、原則レーティング120以上かつ、褒賞金対象となる外国競走の1着馬である外国調教馬に限定される。