4番人気ホーリーグレイルが直線で抜け出し、3つ目の重賞タイトルを手にした。矢野貴之騎手(41)はディクテオンで大仕事をやってのけた東京大賞典に続き、連日の重賞V。内田勝義調教師(70)はラーゴブルーで制した18年以来、このレース2勝目となった。
前走1400メートルの楠賞を制し、今回マイルへ転戦。内田師は折り合いをポイントに挙げていたが、コンビ4度目の矢野騎手が見事にエスコートした。先行勢を見ながら6番手あたりで進め、直線を前に手綱は持ったまま。追い出されると一気に抜け出し、最後は3馬身半の差をつけた。「3、4角が勝てそうな雰囲気。あとは邪魔しないように、というだけでした」と鞍上が言えば、内田師も「追い出してからの伸び脚が良かったので、なんとかなるかなと」と振り返った完勝劇。3歳の暮れに年長馬撃破の実績を加え、来年はより高みを目指していく。【渡辺嘉朗】
■ホーリーグレイル ▽父 ナダル▽母 ホーリーレジェンド(アイルハヴアナザー)▽牝3▽馬主 (有)キャロットファーム▽調教師 内田勝義(川崎)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 11戦5勝▽総獲得賞金 6750万円▽主な勝ち鞍 25年ニューイヤーカップ(S3)、楠賞(重賞)▽馬名の由来 究極の理想、至高の目標。母名より連想
●勝負服
<コアリオ=2着>鷹見騎手 浦和に行った後で雰囲気も良かったです。ゆっくり自分のペースで淡々と行けたので、ひと脚使ってくれたかなと思います。
<ヘニータイフーン=3着>吉原騎手 テンから位置が取れなかったです。器用さが勝敗を分けました。外を回して脚を使ってくれましたが、もう少し内でためたかったです。
<ケテンドリーム=4着>吉井騎手 力はあると思います。枠は外めの方が良かった。道中不利があったのがかわいそうでした。
<マーブルマカロン=5着>笹川騎手 意外と3、4コーナーが流れず、そこで進路を選べなくて窮屈になった。勝ち馬は強かったけど、2着以下は通ったところの差だと思う。
<オメガシンフォニー=7着>本田正騎手 いいリズムで勝ち馬の後ろにいて手応えも良かった。競馬もうまくいっているけど、脚を全然使っていない。速い時計の方がいいのかな。よく分からない。

