フェアリーS(G3、芝1600メートル、11日=中山)に出走するエゴンウレア(牝3、小手川)は読書好きの競馬ファンにはたまらない1頭だ。名馬ステイゴールドのファンとして知られる直木賞作家、馳星周氏の小説「黄金旅程」に登場する馬の名前が「エゴンウレア」。小説の馬と同名の馬が昨秋に東京の新馬戦を快勝し、2戦目で重賞に挑む。
フェアリーS出走のエゴンウレア(石瀬浩三オーナー)は父ミスチヴィアスアレックスで、母の父がステイゴールドという血統。小説「黄金旅程」のエゴンウレアは牡馬で、こちらは牝馬だが、栗毛という共通点もある。新冠町の小泉牧場が生産し、半兄には一昨年の雲取賞覇者ブルーサン。牝系をたどると、小岩井農場が輸入したビユーチフルドリーマーにたどり着き、近親にはニッポーテイオーやタレンティドガールの名前がある。
JRAのホームページには「馬名意味:黄金のように輝いてくれ(バスク語)」と記載されているエゴンウレア。X(旧ツイッター)では「エゴンウレアおるやん、黄金旅程やん」「母父ステイゴールド? 応援馬券買います」「どこかで聞いた名前だと思ったら、馳星周さんの『黄金旅程』に出てくるメインの馬の名前だ」「エゴンウレアは買うしかないでしょ」と小説のファンも期待の声を寄せている。

