日本での馬券の発売はありませんがサウジCデー(14日、キングアブドゥルアジーズ)の準メインとして行われるネオムターフC(G1、芝2100メートル)も見逃せないレースになりそうです。
今年からG1に昇格されて総賞金は100万ドル(約1億5500万円)増の300万ドル(約4億6500万円)に。優勝賞金も180万ドル(約2億7900万円)となって中東の芝レースでは来月のG1ドバイシーマクラシック(優勝348万ドル)、G1ドバイターフ(同290万ドル)に次ぐ高額となりました。
今年は11頭が出走を予定しています。
日本からは連覇のかかるシンエンペラー(牡5、矢作、父シユーニ)を筆頭に昨秋のフランス遠征でG2ギヨームドルナド賞を制したアロヒアリイ(牡4、田中博、父ドゥラメンテ)、それにG2セントライト記念で2着したヤマニンブークリエ(牡4、松永幹、父キタサンブラック)の3頭が参戦します。
人気はシンエンペラーに集まって、少し離れた2番人気にアロヒアリイと昨年のG1愛チャンピオンSでドラクロワの3着に健闘したロイヤルチャンピオン(せん8、父シャマーダル)が並んでいます。
これ以外で注目を集めているのは昨年暮れのタタソールズセールで190万ギニー(約4億1900万)という高額でクールモアグループにトレードされたシュルヴィー(牝5)です。
父は仏ダービー馬ヴァデニを送るチャーチル、近親にはサウジCに出走するサンライズジパングがいて日本とも縁がある馬です。
重賞勝ちは3歳時のG2マルレ賞だけですが、昨年はG1プリティポリーSで3着、G1ジャンロマネ賞でも2着するなど能力は折り紙付き。1月31日には新コンビが予定されるR・ムーア騎手を迎えて英国リングフィールド競馬場のオールウエザー、2000メートル戦に快勝。勝負気配が見え隠れしています。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

