サウジCで連覇を狙うフォーエバーヤングの矢作芳人調教師と坂井瑠星騎手が12日、共同会見に臨んだ。代表質問の後の質疑応答では各国のメディアからも質問が相次いだ。

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-連覇を狙って、そして、3度目のサウジC制覇を狙う気持ちは

矢作師 まずは招待していただいたことに感謝したい、と。あとは、私もフォーエバーヤングもリヤドが大好きなので、帰ってくることができて幸せです。

-今年は香港のロマンチックウォリアーがいませんけど

矢作師 それについては、いないのは正直残念です。もう一度やってみたかったです。

-昨年のレースを振り返って

矢作師 私がパンサラッサで証明したようにここのダートは芝の馬で走れるので、ロマンチックウォリアーだけが敵だと思っていました。

-今年はBCクラシックの後にレースを使わずにきたが

矢作師 正直、日本にいるときはいくらか太いなと感じていたのですけど、今朝、馬を見て、しっかり仕上がっているのを確認できました。

-馬に乗った感触は

坂井騎手 馬も人も慣れていますし、人馬ともハッピーです。

-去年のレース、最後はどんな気持ちでしたか

矢作師 これで逆転できれば素晴らしいレースのラストシーンだと思っていました。

-日本人調教師で初めてBCクラシックを勝ちましたが

矢作師 僕に関しては日本で偉そうにできることだけですけど、日本の競馬にとってBCは大きな障害というか、壁というか、遠慮しているところがあったので、それが取り払われて、あとに続くチャレンジャーが出てくるというのがうれしいですね。

-フォーエバーヤングは一昨年にサウジダービーを勝って、昨年にサウジCを勝って、今年3度目になりますが

矢作師 残念ながら3連覇はできない。今年中にリタイア(現役引退)するので、このミッションを実行したいなと思います。

-このあと、秋の予定は

矢作師 オーナーが(BC開催が行われる)キーンランドは遠いと言っているので、そこを少し迷っているところですね。

-米国から強力な2頭がいる

坂井騎手 これだけのレースですからいいメンバーそろいますけど、いつもどおり僕の仕事をできれば。

-シンエンペラーの連覇の可能性は

矢作師 キングアブドゥルアジーズ競馬場の2100メートルはベストコースだと考えているので、非常にチャンスは大きいと思っています。

-戦略は去年と同じ?

矢作師 明確に逃げとは決めていないが、いずれにせよ、前の方でアグレッシブなレースを期待しています。

-アメリカンステージについては

矢作師 前走は明らかに太くて、調教師の腕が悪いな、と。こちらにきて体が絞れて良くなっています。

-去年のサウジCはロマンチックウォリアーが一番のライバルだった。今年は

矢作師 難しいですけど、ナイソスです。

-フォーエバヤングのローテーションは去年と違うが、状態は

矢作師 90%、90%以上だと思います。

-今年のサウジCは絶対に前にいくという馬がいないが、ペースはどう考えますか

矢作師 ウチの馬(フォーエバーヤング)もフロント(先頭)に行くことが考えられると思います。

-日本から遠征する機会が増えて、経験が海外遠征につながっているのか、輸送のテクニックを学んでいるのか

矢作師 経験です。とにかく、たくさん負けてきたので、その経験が今に生きていると確信しています。

-今までたくさん海外遠征されているけど、慣れているスタッフを帯同させるのか、違うスタッフにすることもあるのか

矢作師 フォーエバーヤングに関しては同じスタッフですけど、馬が変われば、スタッフも変えています。

-前川調教師にアドバイスはありますか

矢作師 もう、うちで積んだ経験がありますし、ここに一緒に来ることができて本当にうれしいです。

-フォーエバーヤングの成熟度、これからまだ上があるのか

矢作師 馬はどの馬であっても限界を決めるものではないと思っているので、わかることもないし、それを決めることもないですね。

-シンエンペラーは戦績振るわなかったが、どのように去年の状態に持ってきたのか

矢作師 ここ2レースはアンラッキーなレースで、それは見てもらえればわかると思うのですが、状態に関しても凱旋門賞を断念した後、上がりきってはいなかった。馬は自然と良くなってきました。あとは季節的なもの、場所的なものが彼に合っているのだと思います。

-(サウジCの)枠順が決まったときにうなずいたように見えたが

矢作師 5と6しかなかった。ジョッキーは外を望んでいたので、それで良かったのかなと思いました。

【サウジC】枠順決定! フォーエバーヤングは6番枠、ライバルの米国馬ナイソスは12番枠