もう1年がたとうとしている。

自分は昨年、ドバイに出張した。「あの馬には勝てない」「2着はうちの馬だよ(笑い)」「どんな勝ち方をするのか楽しみだね」。自分はもちろん、国内外の関係者の大半がフォーエバーヤングのドバイワールドC勝利を疑わなかった。結果は3着。絶対的存在が崩れるシーンを目の当たりにして、勝負の世界に絶対はないと痛感した。

その後のフォーエバーヤングの活躍は言わずもがな。世界一のダート馬に異論はない。自国の競馬ファンとして、昨年のドバイが現役最後の敗戦になってほしいと強く願う。ただ、繰り返しになるが、勝負の世界に絶対はない。フォーエバーヤング陣営は逃げの手も示唆していたが、海外勢もそう簡単には逃がさないだろう。先行争いが激化すれば、差し馬の台頭は十分にある。

◎タンバランバは昨年のBCダートマイルでナイソスから0秒6差の4着。追走に苦労していたが、直線半ばからぐっと反応できており、じわじわと差は詰めていた。その後、中東へ移籍。中東初戦は再びマイル戦を使ったが、やはり追走が忙しく8着。反省を生かしたか、1900メートルに距離を延ばした前走は2着と前進。勝ち馬が前で楽に運んで抜けだす中、タンバランバは中団、後方勢から唯一前に迫った。しぶとく、ばてない強みはタフな消耗戦で生きてくる。

因縁も感じる。馬主はカタールのタミーム殿下率いるワスナンレーシング。タンバランバと同じく米国から購入したヒットショーが、前出した昨年のドバイワールドCで勝利。フォーエバーヤングに苦汁をなめさせ、波乱を起こした。鞍上のジェームズ・ドイル騎手は元ゴドルフィンのセカンドジョッキー。24年にワスナンレーシングへ移籍し、主戦を務めている。

堂々と抜け出したワインレッドの勝負服を、水色地に金色袖の勝負服がかわす。馬券はそのシーンをイメージして買いたい。単勝(13)、馬連(13)から(3)(8)(5)(2)(6)(10)(11)。

◎13タンバランバ

○3フォーエバーヤング

▲8ナイソス

☆5ルクソールカフェ

△2ビショップスベイ

△6ムハリー

△10スターオブワンダー

△11サンライズジパング