左前肢の繋靱帯(けいじんたい)炎の再発で引退することになった24年の春の天皇賞馬、テーオーロイヤル(牡8、岡田)が13日、栗東トレセンを退厩し、種牡馬としてけい養されるイーストスタッド(北海道浦河町)へ旅立った。

馬運車が岡田厩舎に到着したのは午前9時過ぎ。担当の栗原助手とともに姿を現したテーオーロイヤルは静かな雰囲気で馬運車に乗り込んだ。出発を見届けた栗原助手は「長く担当をさせてもらい、いろいろな経験をさせてもらい、特別な馬になりました。故障が多くて申し訳ない思いですが、無事、種馬になれて晴れ晴れしいです。オーナーへの感謝が一番ですが、この馬に携わったすべての人にこの場を借りてお礼申し上げます」と話した。

また、主戦だった菱田騎手は「無事に種牡馬生活に入ることができて、すごくうれしく思います。テーオーロイヤルには初めての経験と初めての感覚を味わわせてもらい、たくさん学ばせてもらいました。感謝しています。テーオーロイヤルに学ばせてもらったことを今後の騎手生活に生かしたいです」とコメントした。【明神理浩】