1番人気シーテープが直線で差し切り、4連勝で重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分44秒1。矢野貴之騎手(41)、佐野謙二調教師(61)ともにこのレースは初制覇となった。

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道中は4、5番手。後続を離して逃げたオリジナルパターンが直線に向いてもかなりのリードを保っていたが、外から豪快に伸びて捉えた。「斤量差もあるので、前走ほどの手応えはなかったんですけど、最後はしっかり力を使ってくれたと思います」と矢野騎手。最後に見せた末脚には「目を見張るものがあると思います」と絶賛。「体質的に緩さがあるので、これからの馬だという印象。距離が延びても楽しみです」と今後の期待も大きい。

佐野師は「(次走の)選択肢はいっぱいあるんですけど、まずは疲れを取ってあげて、シーテープに一番いい選択をできたらなと。オーナーと相談して決めたいと思います」。どこに向かうにしても、この勢いは続きそうだ。【牛山基康】

◆シーテープ ▽父 フリオーソ▽母 フクシマブリリオ(モンテロッソ)▽牡3▽馬主 杉浦和也▽調教師 佐野謙二(大井)▽生産者 株式会社ウエストブックステーブル(北海道浦河町)▽戦績 11戦7勝▽総獲得賞金 3740万5000円▽馬名の由来 タイの古代都市名

<オリジナルパターン=2着>丹内騎手 すごくいい馬。ワンペースかなと思ったので、後ろに脚を使わせる競馬をしようと思った。悔しいですね。

<ララメテオ=3着>池谷騎手 外々を回っていい脚を使ってくれた。まだまだ良くなるし、距離が延びても大丈夫だと思います。

<コンヨバンコク=4着>西騎手 うまく3番手を取れたし、小回りにもうまく対応してくれました。

<クリムゾンプリンス=5着>野畑騎手 ブリンカーでかんだところはあるけど、抑え込む競馬をしたので、次はもっと良くなると思います。