33年ぶりに出場する市尼崎の前田大輝(ひろき)主将(3年)が、開会式リハーサルで選手宣誓の練習を行った。

 山口和孝部長(36)らの添削を終え、宣誓文が完成したのは前日の午後11時半頃。深夜1時に就寝するまでの1時間半を選手宣誓の練習に費やした。

 宣誓文には、市尼崎のモットーである「不撓(ふとう)不屈」や熊本地震への被災者への思い、周囲への感謝などを込めた。「両親から『緊張すると思うけど、一生に1度のことだから思い切ってやりなさい』と言われた。部員からも頑張れと言われて、すごくありがたかったです」と話した。