全国制覇を目指し作新学院(栃木)と北海(南北海道)が激突。作新学院が7-1で勝ち54年ぶり2度目の夏の甲子園優勝を果たした。

日刊式スコア速報


チーム
作新
北海

【北】大西、多間【作】今井

優勝を決め歓喜に沸くエース今井達也(中央)ら作新学院ナイン(撮影・上田博志)
優勝を決め歓喜に沸くエース今井達也(中央)ら作新学院ナイン(撮影・上田博志)

【試合経過】

甲子園は午前9時45分開門。観衆は4万4000。先発は作新が今井、北海が大西。ともに今大会5試合目の登板

作新は1回表、1番山本がストレートの四球。しかし2番山ノ井が遊ゴロ併殺打。3番小林は死球。4番今井は三振で無得点

北海は1回裏、1番小野が147キロ高め直球空振り三振。2番菅野は147キロ打って左前安打。3番佐藤佑は投ゴロで2死二塁。しかし4番佐藤大は二ゴロで無得点。北海は打者がバントの構えからバットを引いて打つバスター打法で今井に立ち向かった

作新は2回表、2死から篠崎が安打で出塁も無得点

北海は2回裏、先頭の5番川村が四球。送って1死二塁。2死後8番大西が四球で一、二塁。9番鈴木の左前適時打で1点先制

作新は3回表、1死から1番山本が左前安打。2死後二盗成功。しかし3番小林は遊ゴロで無得点

北海は3回裏、3者凡退。作新・今井が152キロをマーク

作新は4回表、先頭の4番入江が四球。5番藤野は中越え二塁打で無死二、三塁。6番鈴木は四球で満塁。7番篠崎は当たり損ねの一ゴロ。これを一塁手が後逸(失策)し1-1同点。8番鮎ケ瀬の中前適時打で2-1と逆転。9番今井も右前適時打し3-1。ここで北海は大西に代え左腕多間にスイッチ。大西は左翼へ。依然無死満塁から1番山本の右翼線への適時二塁打で2点加え5-1とした

北海は4回裏、1死後6番多間が安打で出塁も無得点

作新は5回表、バント安打と右前安打、二盗で無死二、三塁。1死後9番今井は空振り三振。振り逃げを狙い一塁へ。捕手が一塁に送球する間に三塁走者が生還し6-1とした

北海は5回裏、四球の走者を出すも無得点

作新は6回表、2死から4番入江が左安打も無得点

北海は6回裏、1死から5番川村、6番多間の連打で一、二塁。ここで内野席から一斉に手拍子。しかし7番下方は二飛。8番大西は一邪飛で無得点

作新は7回表、先頭の6番鈴木が二塁打。送って1死三塁。8番鮎ケ瀬の適時打で7-1とした

北海は7回裏、3者凡退2三振

作新は8回表、3者凡退

北海は8回裏、3者凡退1三振

作新は9回表、3者凡退

北海は9回裏、6番多間が中前安打。ここで再び内野席から一斉に手拍子。7番代打井上は遊ゴロで1死一塁。8番大西は149キロ見逃し三振で2死。9番鈴木は左前安打で一、二塁。(作新学院は守備のタイム)1番小野の2球目を捕手がこぼす間に二塁走者が三塁を狙ったがタッチアウト。試合終了

北海先発の大西健斗(撮影・奥田泰也)
北海先発の大西健斗(撮影・奥田泰也)
作新学院先発の今井達也,(撮影・奥田泰也)
作新学院先発の今井達也,(撮影・奥田泰也)
2回裏北海2死一、二塁、鈴木大和は左前適時安打で先制する(撮影・奥田泰也)
2回裏北海2死一、二塁、鈴木大和は左前適時安打で先制する(撮影・奥田泰也)
4回表無死満塁、満塁のピンチに集まる北海の選手(撮影・奥田泰也)
4回表無死満塁、満塁のピンチに集まる北海の選手(撮影・奥田泰也)
4回裏作新学院無死満塁、鮎ケ瀬一也は中前適時安打を放ち勝ち越す
4回裏作新学院無死満塁、鮎ケ瀬一也は中前適時安打を放ち勝ち越す
4回表作新学院無死満塁、今井に右前適時安打を打たれ降板する大西(撮影・奥田泰也)
4回表作新学院無死満塁、今井に右前適時安打を打たれ降板する大西(撮影・奥田泰也)
マウンド付近で喜ぶ作新学院ナイン(撮影・前岡正明)
マウンド付近で喜ぶ作新学院ナイン(撮影・前岡正明)
マウンド付近で喜ぶ作新学院ナイン(撮影・前岡正明)
マウンド付近で喜ぶ作新学院ナイン(撮影・前岡正明)
優勝を決め歓喜に沸く作新学院ナイン(撮影・上田博志)
優勝を決め歓喜に沸く作新学院ナイン(撮影・上田博志)