第100回高校野球選手権記念東西千葉大会が開幕した。

 開会式では東千葉を代表して翔凜の泉谷優翔主将(3年)、西千葉を代表して昭和学院の井上凱仁主将(3年)が選手宣誓を行った。

 泉谷は「一番、伝えたかったのは『感謝』と学校の名前にもある『凜』という言葉。今までお世話になった方々に感謝の気持ちを持って、凜とした姿でプレーしたいと思います」と力を込めた。

 チーム全員で左の手のひらに「感謝」の文字をマジックで書き開会式に参加。「宣誓するときも、手のひらの文字を見たら、気持ちが落ち着きました」と大役を終えホッとした表情を見せた。

 続いて宣誓した井上は「チーム全員で、キーワードを出し合って、僕が文章にまとめた。全員で考えた宣誓文です」と胸を張った。「100年」「平成最後」という言葉を盛り込み「僕たちは、特別な年に大会に参加できる。みんなで歴史を変える大会にしたい」と甲子園初出場に気合を入れた。

 2人の元気あふれる選手宣誓で熱戦の火ぶたを切った。決勝は、東千葉が25日(雨天順延)西千葉が26日(雨天順延)。ZOZOマリンスタジアムで行われる。