全国のトップを切って決勝が行われ旭川大高が9-0でクラークに快勝。夏の甲子園一番乗りを決めた。

昨年に続く決勝での対戦。旭川大高は1回裏、1死二、三塁から4番脇田の適時二塁打などで3点を先制。4回には5番富田の2ランなどで3点を追加し6-0。その後も加点した。

守ってはエース能登が好投。バックも堅い守りで支え完封した。

旭川大高は2年連続の甲子園。昨夏は1回戦で佐久長聖(長野)と甲子園史上初のタイブレークの接戦。延長14回の末、4-5で敗れた。9度目の甲子園で93年以来26年ぶりの白星を目指す。

◆旭川大高 1898年(明31)創立の私立校。特別進学コース、スポーツ教育コースなどがある。野球部は64年創部。甲子園は昨年に続く夏9度目出場。80年の3回戦進出が最高。主な卒業生は元近鉄の鈴木貴久(故人)、昨夏のエースで巨人育成の沼田翔平、陸上男子400メートルリレーの北京五輪銀メダリスト高平慎士。所在地は旭川市永山7条16丁目3の16。