明石商(兵庫)が八戸学院光星(青森)を下し、春夏連続で4強進出を決めた。

6-6の8回表、1死二、三塁からスクイズ失敗で2死三塁となったが暴投で決勝点を挙げた。守っては7回2死三塁でエース中森俊介投手(2年)を投入。最速151キロの速球でピンチをしのぎ1点差で逃げ切った。

八戸学院光星は、光星学院時代に準優勝した12年以来の4強進出を逃した。

明石商は1回、今大会初先発の下山昂大投手(3年)を攻め、3連打にスクイズも絡め3点を先制。八戸学院光星はその裏、左腕杉戸理斗投手(3年)に対し、併殺崩れの間に1点を返した。明石商は2回にも安藤碧外野手(3年)の3ランでリードを広げた。

八戸学院光星は3回1死二、三塁から大江拓輝外野手(3年)の中前2点適時打で反撃。5回無死満塁で明石商は2番手溝尾海陸投手(3年)を投入も、下山の打球が三塁の失策を誘い1点差。6回には2死満塁から下山が押し出し四球を選び同点とした。

八戸学院光星は4回から登板した2番手の横山海夏凪投手(3年)が6回途中まで無失点と好救援した。