日本学生野球協会(全日本大学野球連盟、日本高野連)は29日、NPBとスカウト活動再開について合意したと発表した。

NPB各球団は、新型コロナウイルス感染拡大と政府の緊急事態宣言発出を受け、スカウト活動を自粛していた。同宣言の解除を受け、NPBはスカウト活動の段階的再開を希望。日本学生野球協会と協議し、合意に至った。

まず5月30日から、NPBのスカウトが加盟校へ視察に関する連絡を取れるようにする。次に、6月1日から視察を解禁する。

視察に際しては、NPBの各球団がスカウトに対し、スカウト活動に関する新型コロナウイルス対策ガイドラインを徹底させる。また、施設への立ち入りを厳しく制限している学校も多いため、高校の校長や大学当局の許可を得た後、視察人数の制限など学校側の意向を十分に踏まえた上で、スカウト活動を実施する。