日本学生野球協会は17日、都内で審査室会議を開き、高校7件の処分を決めた。

飛龍(静岡)は、監督(64)が部内の不適切発言で5月13日から謹慎2カ月。副部長(48)が部内体罰と不適切発言、報告義務違反で5月13日から謹慎2カ月。副部長(24)は部内体罰と報告義務違反で5月13日から謹慎4カ月となった。

監督は5月3日、ケガで休んでいた部員が練習に復帰する際、実戦練習で守備に就かなくていいという発言をした。部員は理由が分からず、一塁側の防球ネットにボールを投げつけたところ「怒れ」と言ってあおるなど不適切な発言があった。

飯塚(福岡)は2、3年生4人による1年生部員2人への部内暴力で、4月24日から対外試合禁止1カ月。

利府(宮城)は、部長(58)と監督(51)が、県外への遠征を実施した際に県高野連に対して虚偽の報告をしたとして、部長が5月19日から、監督は4月1日から6カ月の謹慎処分となった。

桜ケ丘(山口)は、監督(53)の部内体罰と報告義務違反で5月6日から4カ月の謹慎。

堀越(東京)のコーチ(44)は、部内体罰と報告義務違反で5月13日から2カ月の謹慎処分。

大阪学院は、顧問(59)が部内体罰と報告義務違反で5月4日から謹慎4カ月。監督(50)は部内体罰と不適切発言、報告義務違反で5月4日から謹慎7カ月。コーチ(31)は部内暴言で5月4日から謹慎3カ月。

磐田東(静岡)の副部長(28)は、部内体罰で6月4日から謹慎1カ月となった。