東亜学園(東東京)が34年ぶりの甲子園まであと1アウトから逆転され、甲子園出場を逃した。

初回、先発したエースの三浦寛明投手(3年)が安打と四球でピンチを作ると、2本の適時打を浴び2失点。先制を許すも、2点ビハインドの4回に適時打と押し出し四球で4-3と逆転に成功。しかし、5回途中から2番手で登板した大沢健翔投手(3年)が6回、先頭打者に三塁打を浴びた。後続の犠飛で1失点し、再び勝ち越しを許した。 8回に2点を奪い、逆転して最終回へ。9回2死一、二塁からバントヒットを決められ同点に追いつかれると、2死一、三塁から重盗を決められ逆転。その後も連打などでこの回5安打で7点を失った。

試合後、武田朝彦監督(45)は「無駄な失点を防ぐってことをずっとしてきたけど、今日出てしまった。私が指導しきれなかった」と肩を落とした。主将の三浦は「要所要所でコントロールが甘くなってしまった。自分の情けなさを感じました」と静かに振り返った。

過去3度の甲子園出場は西東京からで、東西の地区割り変更に伴い、13年に東東京へ移って以降は初の優勝を目指していた。東西の東京大会で優勝すれば、早実(東7度、西3度)に次いで2校目となったが、あと1アウトで甲子園出場を逃した。

◆東亜学園 1923年(大12)に東亜商業学校として設立された私立校。48年から共学。生徒数は801人(女子370人)。野球部は63年創部。部員数は79人(マネジャー7人)。甲子園出場は春はなし、夏は西東京で4度目。東西の地区割り変更に伴い、13年に西東京から東東京へ移った。主な卒業生は元広島川島堅、ボクシング元WBA世界スーパーフライ級王者河野公平ら。中野区上高田5-44-3。矢野隆校長。