今夏の甲子園16強メンバー6人を擁す日本ハム新庄剛志監督の母校、西日本短大付(福岡1位)が4-0で有明(熊本2位)を下して4強入りを決め、2季連続甲子園出場を当確にした。元日本代表捕手でJR九州の中野滋樹監督(44)を父に持つエース右腕、琉碧(るい)投手(2年)が公式戦初完封で貢献した。
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エース中野が11月の社会人野球日本選手権に臨む父に続き、全国大会出場に当確ランプをともした。3-0の9回2死一塁。今夏の甲子園16強メンバーでもある右腕が、渾身(こんしん)の内角直球で見逃し三振を奪い、高校では公式戦初完封。夏春連続の甲子園がほぼ確実となり「目標は(九州大会で優勝して)神宮大会出場ですが、最低でもセンバツを達成できて良かった」と安堵(あんど)した。試合前日の28日夜、父滋樹さんから「頑張れ」とLINEが入り、燃えていた。
6回4安打2失点だった1回戦の聖心ウルスラ学園(宮崎2位)から一転、制球抜群の直球を軸に内外角を突き、決め球の低めスライダーでアウトを重ねた。初戦で「力が入って突っ込んでいた」という反省も生かし、危なげなかった。
JR九州の日本選手権初戦は、11月1日のバイタルネット戦。九州大会決勝は降雨の影響で、同日予定だった1日から2日に順延された。だが「先に全国行ってるぞ」と連絡をくれた父に続く活躍を目指すことに変わりはない。目標でもあり「将来は選手として超えたい」いう偉大な父の背中を追って、大きな夢をつかみにいく。【菊川光一】
◆日程変更 継続試合発生の影響で日程は1日ずつ順延し、31日が休養日、11月1日が準決勝、同2日決勝に変更された。会場は別大興産スタジアム。

