横手が7-1で大曲工を破り、57年ぶり2度目の秋田の頂点に立った。5戦で463球を投じたエース佐藤宙斗(ひろと)投手(3年)の力投に応えるように、1番・三浦悠聖外野手(2年)が3打数2安打2打点を挙げるなど打線が奮起。大一番でも投打がかみ合い8月5日に開幕する全国高校野球選手権(甲子園)の切符を手にした。

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先頭打者の三浦は「1点ずつ粘り強く攻めていこう」。初回から先制犠飛につながる右前打を放ちチームを鼓舞。2回無死満塁でも2点適時打を放った。勢いづいた打線は、チーム全体で9安打。6点のリードで迎えた9回に佐藤宙が最後のバッターを打ち取ると、喜びを爆発させながら人差し指を空にかざした。

山信田善宣監督(49)も「粘ってヒットはもちろん四球も含めて、出塁への執念という形があった中で粘り強さを見せてくれた」。指揮官もナインらに胴上げをされ、宙に舞った。

チームを引っ張った熊谷昌太主将(3年)も「素直にうれしいです」とほほえんだ。今大会は3連覇を狙う金足農から挙げた勝利を皮切りに、実力校から白星を積み上げる中でナインらも成長を重ねてきた。

「自分たちのやるべきことをやっていれば、勝利につながるということが再確認できたことが大きな収穫」と、「文武両道」「考える野球」を貫いた先に頂点の景色を味わった。スタンドの声援に応えながら「この声援の力を借りながら、自分たちの出せる力を発揮できるように頑張っていきたい」。聖地での躍動を誓った。【高橋香奈】

【高校野球】秋田は横手が57年ぶり2度目の甲子園 南北海道は札幌日大が2年ぶりV/詳細