マーリンズ・イチロー外野手(42)がメッツ戦に「2番右翼」で出場し、第4打席に左前打を放って2試合連続安打を記録した。

 14年新人王の先発右腕デグロムと対した最初の3打席は三ゴロ、二ゴロ、空振り三振だったが、2番手左腕スモーカーに代わった7回に先頭で、151キロの速球をはじき返しジャンプした遊撃手の頭上を越える左前打。4番イエリチの3ラン本塁打で生還した。3回1死一塁での二ゴロの際には最初、併殺打と判定されたがチャレンジでセーフに覆り、次打者の四球で二塁に進んだ後、イエリチの適時打で先制のホームを踏んだ。

 チームは、イエリチが3ランを含む3安打4打点と爆発し、連敗を5で止めた。

 マッティングリー監督は「これでいい流れを作っていければ」と話した。