オリックスの4番候補がお目覚め打! DeNAから加入したトニ・ブランコ内野手(34)が、オープン戦出場4試合目で初安打を放った。4回無死一塁から、巨人ポレダの148キロ外角直球を痛烈なライナーで右前へ。2年前の首位打者が見せた得意の広角打法。2万人以上を集めた本拠地を沸かせた。

 「打席を重ねる中で、どんどんボールの見極めができてきている」。9打席目での快音を満足そうに振り返った。3番中島、5番小谷野も1安打。新戦力で結成したクリーンアップがそろい踏みとなった。

 ブランコは宮崎キャンプ中盤から首脳陣の指示でスローペース調整を続けた。オフから母国ドミニカ共和国でハードな練習を積んできたことを考慮された。「新しいチームで一緒に練習できないことが心苦しいよ」。真面目な性格でそんなこともつぶやいたが、4日中日戦からスタメン出場。状態を上げてきた。

 森脇監督は「あれ(右方向への打球)も持ち味。アベレージも残せる打者だから」とうなずいた。ブランコも「これからどんどん打席に立ちたい」と鼻息を荒くした。試合ごとに鋭さが増すスイングで、豪快な1発が飛び出す日も近そうだ。【大池和幸】