ここ10試合で2勝8敗と苦しむ阪神がついに目覚めた。

 和田監督は今季初めて1番に上本を起用し、2番に西岡という新オーダーを組んだ。

 初回、1番上本がいきなり右前打で出塁すると、続けざまに2番西岡が左前打、3番鳥谷が四球で無死満塁のチャンスを演出。4番ゴメス、5番マートン、6番福留に3連続適時打が生まれ、8番梅野の内野ゴロも含めて4得点の奇襲攻撃に成功した。

 ゴメスは「いつも心がけていることだけれども、自分の打てる球を打とうと待っていたんだ。チャンスでランナーをかえすという、自分の仕事を果たせて良かったよ」。マートンも「外寄りのボールに対して、逆らわずに打ち返せたよ。僕より前のバッターがみんな打っていたし、自分も続けてヒットを打てて良かったよ」と振り返るなど、最近機能していなかった両助っ人にも打点がついた。

 阪神の初回得点は3月31日ヤクルト戦(神宮)以来、今季2度目となった。