不調で1軍登録を抹消されていたソフトバンク摂津正投手(33)がウエスタン・リーグ中日戦に先発し、6回を4安打2失点に抑えた。

 中日の49歳大ベテラン、山本昌との投げ合い。6月12日広島戦の以来、約1カ月ぶりの実戦だったが、7三振を奪うなど、低めをつくピッチングで、復調ぶりをアピールした。

 摂津は試合後、取材に応じることはなかったが、水上2軍監督は「しっかり抑えてくれてよかった。流れを読んだ投球はさすが。本人も『(1軍登録を抹消される)前よりもよかった』と言っていた」と話した。

 試合は9回にソフトバンクが3連打で2点を奪い、3-2で中日にサヨナラ勝ちを収めた。