先発ローテーション返り咲きへ、上々のリスタートだ。日本ハム浦野博司投手(26)が約2カ月ぶりの先発登板で好投した。17日、秋季教育リーグ(みやざきフェニックスリーグ)の韓国・斗山戦で4回4安打無失点。8月16日のイースタン・リーグDeNA戦(札幌円山)以来の先発に「良かったかなと思う」と、手応えも上々だった。

 来季へ、目指すポジションは先発1本だ。「その気持ちは持って、やっています」。今季は開幕直前に右肩を故障。初先発は5月にずれ込んだ。6月までに3勝を挙げたが、以降は未勝利。2軍調整中の8月には一時的に中継ぎへ配置転換。やや失いかけていた投球のダイナミックさを取り戻す意図もあった。同リーグでも、前日16日までは中継ぎで4試合に登板していた。「とにかく腕を振っていこうと。それがフェニックスリーグのテーマ。それが出来ている」と、光明が差してきた。

 この日は毎回安打を浴びながら、テンポの良いリズムで打者を打ち取った。「まだまだ納得はしていない。何かをつかんで帰りたい」。今季は不完全燃焼に終わった右腕が、南国・宮崎から巻き返しを図る。【木下大輔】