ソフトバンクがシーズン同様の強さを見せ、投打がかみ合った展開で先勝した。

 序盤は投手戦となった。ソフトバンク先発の武田翔太投手(22)とヤクルト先発の石川雅規投手(35)の投げ合いで、3回まで両チーム無得点。その均衡を破ったのはソフトバンクだった。

 4回1死、松田宣浩内野手(32)が左越えに自身日本シリーズ初となる本塁打で先制。この本塁打から始まり、6者連続安打でこの回さらに2点を加えた。6回にも明石の適時打で1点を追加。主将で4番の内川聖一外野手(33)を肋骨の骨折で欠きながら、切れ目ない攻撃を見せた。

 武田は初回に2安打を浴び、2死一、三塁とピンチを背負ったが雄平を二ゴロに打ち取り切り抜けると、2回以降は大きなピンチもなく安定した投球。9回に2死一塁から畠山に2ランを浴びたが、2失点で完投した。

 お互いに日本シリーズ初采配の新人監督対決は、ソフトバンク工藤公康監督(52)に軍配が上がった。