ソフトバンクの脇役トリオがヤクルトの山田の3連発に食らいついた。1番福田秀平外野手(26)、2番明石健志内野手(29)、7番今宮健太内野手(24)で全4得点を奪った。初回に2ランで先制を許した直後の2回、相手の暴投と福田の右前適時打で追いついた。3回に2発目で再び1点リードされると、4回先頭の今宮がバックスクリーンへ1号同点ソロをたたき込んだ。「手応えはなかったが、しっかりとらえられた。プロに入ってバックスクリーンへのホームランを打ってなかったんで」。シーズンでのプロ通算17本になかった完璧な弾道で、流れを渡さなかった。
5回には明石がバックスクリーンへ1度は勝ち越しとなる1号ソロ。「1、2打席目より球速が落ちていたし、走者もいなかったので。風で(中堅方向が)伸びているのも分かっていた」とプロ通算8本の男が勝負どころで強振し貴重なアーチをかけた。その裏に山田に逆転2ランとなる3本目を打たれ逆転負けしたが、しぶとさと嫌なイメージは相手に残し続けた。
この日4番李大浩が首痛を発症。3番柳田も本来の調子を取り戻せていない。高谷も第2戦で左太ももに違和感を感じた中でマスクをかぶり続けている。そんな中で福田、明石、今宮の3人が打率4割を超えているのは頼もしい。今宮は「3、4点取られてもホークスの打線は簡単には終わらない。そういうところは強さの1つ。連敗しないことが大事」と、リーグ90勝、CS全勝突破の自信は1敗では揺るがない。【石橋隆雄】



