ソフトバンク上林誠知外野手(20)が来季の1番定着を命じられた。宮崎秋季キャンプで藤井打撃コーチが「来季の期待度は高い。対応力をつけて、1番に定着するくらいになってほしい」とはっぱをかけた。プロ2年目の今季はウエスタン・リーグで首位打者、最多安打、盗塁王を獲得。1軍でもシーズン終盤に4試合で1番を任されており、首脳陣の期待は大きい。
来季は規定打席到達と打率3割を目標に掲げる。将来的にはシーズン200安打を目指している上林は「打順にこだわりはないが、1番は第1打席が大事だし、その試合を左右する。足も生かせるし、目指すところではある」と意欲的だった。ソフトバンクは今季、1番を固定できず、中村晃、福田、明石らが日替わり。タイプ的に適役の上林が1番に定着すれば、チームにとっても理想的だ。
左足を痛めていた影響で、15日、今キャンプ初の特打を行った。11月下旬から約1カ月間、台湾でのウインターリーグに参加予定。「外国人の直球に振りまけないようにしたい」と、レベルアップを誓った。
工藤監督も「いろいろ経験して、今いるレギュラーに近づけるように自分を磨き、いい成果を上げてほしい」と期待を寄せる。オフの間も休みなく己を鍛えて、1番の座を虎視眈々(たんたん)と狙う。【福岡吉央】
◆ソフトバンクの今季の1番 開幕戦では本多が務めたが、最後まで固定されなかった。打者の調子や相手投手の左右によって日替わり状態で、中村晃、明石、福田、今宮、本多、川島、上林、高田の計8人が1番を務めた。



