巨人内海哲也投手(33)が、今年の漢字を「復」に決めた。5日、羽田空港から山口、小山らとともに自主トレ先の沖縄に出発。一昨年、昨年と不本意なシーズンだったが、新たな年を迎え、誓いを1文字に示した。「復活の“復”。それに尽きる」と宣言。「復」に込められた3つの思いを力強く語った。

 色紙を手に、0コンマ数秒で書き記したのは「復」の1文字だった。内海は漢字をジッと見つめながら、「復」が持つ意味に照らし合わせた上で、込めた3つの思いを語った。

 (1)もとにもどること。かえること。「復活・回復」

 内海 「もう、終わったんじゃないか」と思われても仕方ない。それは自分が招いた結果なので。でも、このままじゃ、終われへん。必ず復活して、先発ローテーションに割って入る。

 先発陣の軸として期待されながら、一昨年7勝、昨年2勝と不本意な成績だった。左肩痛の回復が心配されるが、乗り越えた上で2年連続最多勝を獲得した輝きを取り戻す。

 (2)こたえること。「拝復・復命」

 内海 高橋監督は、2年間ダメだった僕をキーマンの1人に指名してくれた。その期待に応えたいし、今までいろいろとお世話になった分、何とか結果で恩返しがしたいんです。

 監督就任会見の席上、高橋監督は阿部、坂本、長野、菅野とともに内海の名前を挙げた。尊敬し、公私共に付き合いの深かった高橋監督を胴上げする。

 (3)くりかえすこと。「反復・復習」

 内海 もう1度、2ケタ勝利を続けていきたいし、またリーグ優勝して、リーグ連覇を目指す。個人的には高橋監督の初陣、僕自身4度目となる開幕投手を狙っていく。

 07年からリーグ3連覇、12年から再び3連覇を達成した投手陣の中心は、内海だった。高橋監督のもと、常勝軍団を目指し、自らも好成績を積み重ねる。

 このオフ、自主トレ先を米グアムから沖縄に変更した。「新たな気持ちで。沖縄の気候なら、今までよりもダッシュの本数を増やせる」と猛練習を予告。エース“復”権をかけ、自らを追い込む。【久保賢吾】