12球団の新人選手研修会が12日、東京都内のホテルで行われ、昨季限りで現役を引退した元中日の山本昌広氏(50)が、プロ野球界を生き抜くすべを説いた。
「山本昌」理論、知ってます! 新人研修会に参加した阪神ドラフト3位の竹安大知投手(21=熊本ゴールデンラークス)は、山本昌広氏の講義で示された「平均点」理論に大きくうなずいた。
山本氏が力説したのは、1軍、2軍選手の違い。「シーズン中は調子の悪い時の方が長い。その中で力を出す引き出しが多いのが一流」という考えが、竹安には染みた。研修会を終え「自分もそういうことを考えていて、課題でもあった。自分の考えが正しかったというか、同じような考え方をされていたので自信になった。突き詰めていかないといけないと思う」と話した。
14年12月に右肘を痛めトミー・ジョン手術を受けたが、それまではキレのある最速145キロの直球をコーナーに制球良く投げ分ける投球術が武器だった。社会人時代には初球ストライクの率が5割だったと話す。「腕を振った上でのストライクの率を突き詰めていきたいと思う」。山本昌理論を受け継ぎ、精密機械になる。



