8日に心不全で亡くなった広島顧問で元スカウト部長の村上孝雄(旧姓宮川)さん(享年79)の告別式が13日、福岡・北九州市内でしめやかに営まれた。
緒方孝市監督(47)は弔辞を読んだ。
弔辞
宮川さんとの別れがこれほど早く訪れるとは、まったく予想していませんでした。元旦にお見舞いに行ったとき、力強い言葉で「頑張れよ」と言ってくれた言葉は、今でもはっきりと耳に残っています。
「孝市、こっちに来てみろ。テーピングの巻き方を教えてやる」。私が高校3年生のとき、グラウンドで練習をしていると、そう声を掛けてくれたのが、宮川さんとの初めての出会いでしたね。
それから数カ月後、ドラフトで広島カープに指名していただき、プロ野球の世界へと導いていただきました。その翌日からいきなり、1キロのステーキを食べさせられたり、学生服を着たまま球場に連れて行かれ、日米野球に参加されていた北別府さん、そして津田さんに会わせてもらったり、カープのユニホームに袖を通す前から宮川さんとの思い出はたくさんあります。
キャンプの時期は毎日練習している姿を温かく見守ってくれていて、ときには厳しく、ゲンコツをくらったことも、よく覚えています。父親のような存在であった宮川さんと、もうグラウンドで会えることもないと思うと、寂しいです。
もうすぐキャンプ、そして今シーズンの戦いが始まります。いい結果報告が出来るよう、精いっぱい頑張ります。大好きなビールを飲みながら、天国から見守っていてください。宮川さんとの出会いに感謝しています。本当にありがとうございます。
平成28年1月13日、広島東洋カープ監督 緒方孝市



