西武がラグビーFW級重量打線を完成した。想定される開幕オーダーで巨人に3発14安打を浴びせ快勝した。3番メヒアから中村、浅村、山川、坂田と並ぶと総重量503キロ、平均101キロだ。この5人で6安打5打点と打ちまくった。
この脅威の打線をパワーアップしたのが6番に入った3年目の山川だ。8回に勝ち越した後、2死二塁から左中間にダメ押し4号2ランを放った。矢貫の初球フォークをとらえた。「真っすぐを待っていたけど、甘かったら全部行こうと思っていました」。泳ぎ気味に軽く振っても左中間に届く怪力を見せた。
昨年まではホームランを意識しすぎて失敗した。「狙っては打てない。まずボールをしっかりたたく。去年と考え方が変わりました」。もうひとつ、中村のスイングを見なくなった。「まだそこまでいっていない」と認め、自分のスイングに集中し結果を出した。
田辺監督も手応えありだ。「このメンバーがベストかな。山川は1発がある。投手は怖いよね」。投手の右左で6番と7番は入れ替わるが、重量打線のキーマンになりそうだ。【矢後洋一】



