頼れる鷹の5番、ソフトバンク長谷川が母の日に今季初の猛打賞の活躍で、チームを20勝目へと導いた。初回、2死から柳田、内川の連打でつくった一、三塁のチャンスで先制の中前適時打。3回に一塁への内野安打を放つと、5回には中堅右のホームランテラス席に4号ソロを放ち、先発武田を援護した。

 「お母さんがいなかったら野球もできていなかったので、山形の母ちゃんに届くように打ちました」

 今年の開幕戦はベンチスタート。その後も調子が上がらず7番が続いたが、4月30日西武戦で5番に昇格すると、その後は打率3割4分4厘の活躍。チームも8試合負けなしだ。

 山形でテレビ中継を楽しみにしていた母真知さん(61)に活躍する姿を届けたかった。プロを夢見る息子のために、子供のころから食事を気遣ってくれた母。「本当は生の勝利を見せたいが、(仙台での)開幕戦も体調不良で来られなかった。今は僕の野球が楽しみだと思うので、しっかり打ててよかった」と、笑みを浮かべた。【福岡吉央】