不敗神話が継続した。2点を追うの8回無死満塁。2回以降無失点と粘投していたヤクルト石川に代打が送られた。このまま加点できなければ負け…の流れから、味方が打者一巡5得点の逆転劇。昨年7月10日から自身ホーム11連勝、神宮での連勝は10に伸びた。「学生のころから投げている一番大好きなマウンド。何とか粘れました」。ファンの歓声に笑顔で応えた。
風を味方につけた。試合直前に風速は毎秒9メートルを記録。曲がりが大きくなるスライダーの割合を増やした。「腕が縮こまって飛ばされるのも、打たれて飛ばされるのも同じなんで」。強気に左腕を振った。加えて、高津投手コーチが「明らかに他の球場の時より低い」という丁寧な制球が、8回2失点の好投を生んだ。
もっとも今季はホーム4勝0敗、ビジターは0勝4敗。「悪い、良い、悪い、良いを繰り返してる。ビジターでもしっかり勝ちたい」。好調な広島打線を抑えても、満足はしていなかった。【鎌田良美】



