広島の中継ぎ陣が失点を重ねた。7回はブレイディン・ヘーゲンズ投手(27)、8回はジェイ・ジャクソン投手(28)がそれぞれ1失点。延長10回は2イニング目の今村猛投手(25)がサヨナラ犠飛を浴び、2試合連続逆転負けを喫した。

 2番手ヘーゲンズは7回。先頭バレンティンに浮いたカットボールを捉えられ、左中間スタンドに運ばれた。1点差となった8回はジャクソンが連続四球から1死一、三塁のピンチを招き、川端の投手強襲の当たり(結果一ゴロ)で同点に追い付かれた。

 9回は今村が3者凡退に抑えるも、イニングをまたいで登板した10回は先頭中村に二塁打を浴びると、1死三塁から坂口に中堅へ犠飛を打たれサヨナラ負けとなった。敗戦投手となった今村は「(最後は力勝負)それしかないと思っていた。何とか粘りたかった」と言葉を絞り出した。