西武が連敗を2で止め、4位に浮上した。先発岸が7回1失点の力投。打線もメヒアの27号ソロ、中村の適時打と、主軸のバットで援護した。

 田辺徳雄監督(50)は「岸はエースらしい投球をしてくれた」と最敬礼。

 それでも1、2回の絶好機を逃した打線を振り返り、「うちのペースで出来たけど、再三のチャンスが点に結び付かなくて。もっと点をとってやれば、楽な投球が出来たと思う」と課題も口にした。球宴前最後のカードの初戦に勝利し、「何とか頭をとった。最低でも(カード)勝ち越し。うまくいけば3つとる」と、前半戦3連勝フィニッシュへ力を込めた。