ソフトバンク柳田悠岐外野手(28)が11日、日本ハムとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージを前にロングティーなどで調整した。

 9月1日西武戦で骨折した右手薬指の爪はまだ内出血で真っ黒なまま。ロッテとのファーストステージでは2試合フル出場も8打数無安打だった。

 この日はロングティーやフリー打撃で持ち味のフルスイングを見せた。1位日本ハムに1勝のアドバンテージがあり、第1戦の先発は大谷と厳しい戦いとなる。「あまり深く考えないでやりたい。しっかり準備はします。あとはなるようになる。もちろん勝ちたい気持ちは強いですけど。明日(12日)の目の前の戦いを頑張ります」と、無安打だったファーストステージは忘れ、決戦へ気持ちを切り替えていた。