【交流戦】

◆西武が5連勝、巨人は球団史上初の12連敗

<日本生命セ・パ交流戦:西武3-0巨人>◇7日◇メットライフドーム

 両先発が順調な立ち上がりをみせた。西武岡本は3回まで1安打無失点。巨人吉川光も3回まで西武打線を2安打無失点に抑えた。

 西武は4回にメヒアの8号2ランで先制。6回に中村の13号ソロで加点した。巨人は6回まで3安打無得点に抑えられた。

 巨人は今季6度目の完封負け。球団史上初となる12連敗となった。吉川光が2敗目。西武は岡本が2年ぶりの先発勝利で引き分けを挟む5連勝。

◆阪神連勝は3まで オリックス・ロメロがサヨナラ打

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス5-4阪神>◇7日◇京セラドーム大阪

 阪神が初回に1点を先制した。2四球と高山の二塁打などで1死満塁とし、原口の併殺崩れの間に1点を挙げた。

 阪神は4回に中谷が7号3ランを放ち4点差をつけたが、オリックスは5回にT-岡田が14号ソロ。6回に5安打で追いついた。

 7回以降は両軍の中継ぎ陣が好投したが、9回オリックスは1死満塁としてロメロがサヨナラ左前打。阪神の連勝は3でストップ。

 オリックス平野は2勝目、阪神マテオは今季初黒星。

◆広島4連勝!バティスタ2発 日本ハム斎藤2敗

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム3-8広島>◇7日◇札幌ドーム

 日本ハムは1回、レアードの中前適時打で先制。広島は2回、バティスタの2ランで逆転。3回にも、鈴木の中前適時打で追加点。

 広島は4回、田中の左前適時打などで4点を追加。日本ハムはその裏1点を返すが、広島は5回にもバティスタのソロで追加点。

 広島は8回から継投に入り、逃げ切り勝ち。先発の大瀬良は4勝目。チームは4連勝。日本ハムは4連敗。借金は10。日本ハム斎藤は2敗目。

◆中日大野が今季初勝利 ロッテ4連敗で借金23

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ2-4中日>◇7日◇ZOZOマリン

 中日は2回、藤井の左中間への2号ソロで先制。内角低めの直球をうまく運んだ。ロッテは3回まで中日大野の前に無安打。

 ロッテは4回、中日大島の失策で同点に。6回、中日がビシエドの遊ゴロで勝ち越すが、ロッテは清田の適時内野安打で追いつく。

 中日は7回、荒木が左前へ勝ち越し打。中日大野は8度目の先発で今季初勝利を挙げた。田島は15セーブ目。ロッテは4連敗で今季最多の借金23。有吉は3敗目。

◆ソフトバンク柳田2発で快勝 ヤクルト交流戦7連敗

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク4-1ヤクルト>◇7日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクは3回2死一、二塁、柳田が推定145メートルの12号3ランで先制。ヤクルトは3回まで毎回走者を出しながらも無得点。

 ヤクルトは5回に藤井がプロ初となる1号ソロを放つ。ソフトバンク先発石川は1失点も6回までに12三振を奪う好投。

 ソフトバンクは8回に柳田がこの日2発目となる13号ソロで追加点。ヤクルトは引き分けをはさみ交流戦勝ちなしの7連敗。

 ソフトバンク石川が2勝、サファテは17セーブ。ヤクルト石川は5敗目。

◆DeNA10点快勝!1回一挙6点、熊原2勝目

<日本生命セパ交流戦:楽天6-10DeNA>◇7日◇Koboパーク宮城

 楽天森の制球が乱れ、DeNAは1回に押し出し四球や敵失で6点先制。2回に2点かえされたが、3回に2点追加し再び6点差。

 楽天が4回1死満塁から茂木の内野ゴロの間に1点、続くペゲーロの13号3ランで計4点をかえし、2点差に詰め寄った。

 DeNAは7回1死満塁から筒香、宮崎の連続押し出し四球でリードを広げ逃げ切り。先発熊原が2勝目を挙げた。楽天森は今季初黒星。