今ドラフト最大の目玉、早実(東京)・清宮幸太郎内野手は阪神、ヤクルト、ソフトバンク、巨人、楽天、日本ハム、ロッテの7球団から1位指名され、抽せんの結果、日本ハムが交渉権を獲得した。

 くじを引き当てた木田優夫GM補佐は「昨日、さんまさんに左手で行けと言われたので。良かったです。日本の宝のなる選手だと思うので、チームとしてみんなで考えていきたい」と話した。

 ◆清宮幸太郎(きよみや・こうたろう)1999年(平11)5月25日生まれ、東京都出身。早実初等部3年の時に「オール麻布」で野球を始めた。東京北砂リトルに所属した12年は世界選手権に出場し、4番エースで5試合3本塁打を放って優勝。調布シニアでは一塁手。早実では1年夏と3年春に甲子園出場。1年夏は2本塁打を放ち4強入り。主将で出場した今春のセンバツは2回戦で東海大福岡に敗戦。高校通算111本塁打。高校公式戦の通算成績は70試合で247打数100安打(打率4割5厘)、29本塁打、95打点。184センチ、101キロ。右投げ左打ち。家族は両親と弟。