日本野球機構(NPB)は18日、今季から始めたリクエスト制度によるリプレー検証の回数を発表した。レギュラーシーズンで494件(セ・リーグ251件、パ・リーグ243件)のリクエストがあり、判定変更は162件。全体の32・8%だった。この他、審判が自らリプレー検証した回数は40件だった。

リクエストは50%が一塁、25%が二塁でのプレーだった。

友寄審判長は判定変更の回数について「数字的には悪くはないのかなと思うが、個人的には30%を切るかなと思っていた」と感想を述べた。審判員にはアンケートをしており、今後は検討委員会で話し合うが「やってよかったという意見の方がはるかに多いと思う。審判も現場も」と来季も続行する見込みだ。