阪神大山悠輔内野手(23)が4日、安芸キャンプのシート打撃で豪快アーチをかっ飛ばした。矢野燿大監督(49)は来季の4番候補として期待し「争ったなかで座るのが理想」と話した。大山は3日も特打で場外弾を3本放つなど充実。今季、1軍で12試合、4番に座ったが、来季こそ真の主砲として君臨したいところだ。
シート打撃の第2打席。竹安と対戦し真ん中の138キロを強振するとバックスクリーンへ。逆風を裂き、バットの芯ではなく、先端で捉えても柵越えさせる怪力を見せつけた。目を丸くしたのは矢野監督。スラッガーの秋1号を見届け「本塁打を打てるのはユウスケの魅力。しかもセンター方向というのは、いい方向に、打球としてもいい。今日はアゲンスト(の風)と思うけどそれでも入ったのは価値がある」と声を上ずらせた。
大山は今季、打撃不振が長引いたが、9月に22試合で打率4割1分5厘、9本塁打と復調。若きスラッガーはこの日の打撃について「足りない部分もあると思うので、もう1度映像を見て確認したい」と語るなど向上心が尽きない。飛躍の1年へ、牙を研いでいる。【酒井俊作】



