楽天は18日、国内フリーエージェント権(FA)を行使した西武浅村栄斗内野手と都内で初交渉を行った。

テーブルの席には石井GM、立花社長が着き、食事を取りながら、2時間ほど話した。予定よりも交渉は長引き、同GMが会見場に姿を現した。浅村は当初、会見に登壇する予定だったが、西武を含め他球団との交渉がまだ終わっていないため、発言を控える意味を込め、会見の場に姿を現さなかった。

石井GMは、交渉を終えて「感触は分からない。あったら、言いますけど。感触というものは、手にするものではないので」と独特の言い回しで振り返った。改めて浅村の印象を問われると「今いるプレーヤーの中でも、セカンドを守れて、打撃もすごくて、背中で引っ張れる選手はなかなかいない。うちの優勝のために大事なピース。こういうスペシャルな選手は出てこない」とべた褒め。「背番号は3が空いているので。用意しようかと思っています。金額はしっかりとしたものを。今この場で言うことでもないですが」と話した。