広島は29日、田中広輔内野手(30)が28日に広島市内の病院で「右膝半月板部分切除手術」を受けたと発表した。

田中広は開幕から成績が伸びず、97試合で打率1割9分3厘、3本塁打、27打点、8盗塁。今月22日に出場選手登録を抹消されたばかりだった。松原チーフトレーナーは「あれだけチームのためにフルイニング出場を続け、徐々に負担がかかっていたのかもしれない」と説明。6月19日ロッテ戦まで635試合連続フルイニング出場を続けていた。

まだペナントレースも21試合を残し、先にはCSも控える中での手術に、同トレーナーは「来季に向けていいスタートが切れるように」と決断の理由を明かした。