オリックス見えた 来季巻き返しへの収穫と課題

<オリックス11-8ロッテ>◇20日◇京セラドーム大阪

接戦を制したオリックスにとっては、西村チルドレンの収穫と課題が露呈する試合となった。初回に4点を先制された直後。1点を返し、なおも2死満塁で西浦が左前へ落とす走者一掃の同点適時二塁打。「内野フライになると思って、『やべっ』と思いましたが、ラッキーでした」。身体能力を買われ、高卒2年目ながら開幕スタメンに抜てき。8回にも適時二塁打を放ち勝利に貢献した。

ルーキー中川は6回、球団新人8人目の100安打を達成。101安打目となった8回の適時二塁打で、球団新人では97年谷佳知以来となる20二塁打も達成し「光栄なこと。まだまだ通過点」と語った。

一方で守備の乱れが目立つ試合だった。7回に新人遊撃手の太田がプロ初失策。8回には二塁手福田が一塁へ悪送球。いずれも得点につながり、西村監督は「終盤のミスは防いでいかないと」と指摘した。

19日ソフトバンク戦に敗れ5年連続Bクラスが確定したが、球団は西村監督の若手育成の手腕を評価し、続投を基本線に来季の巻き返しを期している。プレーの精度を高めることが来季の逆襲には不可欠。課題を糧に優勝できるチームへ変貌していく。【古財稜明】

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  • 8回裏オリックス2死二塁、中川が左越えに今季101安打目となる適時二塁打を放つ(共同)