広島遠藤淳志投手(20)が「みやざきフェニックス・リーグ」で初先発し、韓国ハンファを相手に3回まで毎回三振の5三振を奪う完全投球を見せた。

今年プロ初登板やプロ初勝利を記録したが、登板34試合はすべて中継ぎだった。遠藤は「来年は先発で投げたい。先発で勝負できるように、長いイニングを投げられるスタミナづくりに取り組みたい」と先発に強いこだわりを持つ。

同リーグでは登板数を多くするためにイニング数が制限されている。この日も完全投球ながら予定通り3回降板となった。「実戦では短い回しか投げられませんが、登板翌日のブルペンで球数多く投げ込みたい」。昨秋はケガをしたが、今年は実りの多い秋とするつもりだ。